割高? 割安? iPhone 6 SIMフリーモデルを海外旅行先と国内で使ってみた

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SIMフリーめっちゃ便利や!!!

ちょっと個人的な検証も含めてiPhone 6 SIMフリー版を買ったので、そのまま海外旅行に出かけてきました。で、結論。これ本当にイイです。
 

SIMフリー版を買った理由

 
本体価格だけを見ると高価な印象のSIMロックフリー版。でも、格安SIMで月々の通信費を抑えると、国内でフツーに使うだけでも実は総合的に見てかなり節約できるという試算に至りました。自分の場合は本体価格を鑑みても2年間で8万円くらいのコストダウン。

さらに海外旅行先で現地のSIMが使える、iOS 8からはIIJmioなどの格安SIMでもテザリングできる、SIMフリーモデルは高値で売れるといった点を鑑みて、今回SIMフリーに乗り換えた方も多いかもしれませんね。
 

海外旅行中は何に使ってたのか?

 
ほとんどGoogleマップ。距離感が分からない場所に行くときや、降りるべきバス停の位置を確認するときなどに使ってました。あとは普通にソーシャルメディアを使ったり、使ったお金を記録したり、テザリングしたり、SoundCloudの音源を船のスピーカーにつないで爆音で聴きながらクルージングとか…。
 

スペインでは現地プリペイドSIMが安い

 
さて、今回はスペイン国内でのデータ通信がメインだったので、OrangeでプリペイドSIMの「Ballena」プランを契約しました。
 

  • 価格:8.95€(税込・SIMカード代込)
  • データ通信量:1GB/30日まで
  • 申し込み〜開通までの時間:10〜15分程度
  • 制限事項:国際電話の受発信ができない(対応プランも存在はする)

 
はじめに10€チャージするので、Ballenaプランの8.95€を引いた1.05€が通話料金として使えます。1€=140円換算でも、公衆Wi-Fiと上手く組み合わせれば1,400円で数日使えるのでかなり安あがり。

データ通信量はOrangeのWebサイトでいつでも確認できるので、通信量が枯渇しそうになったらチャージしてBallenaを契約しなおせばOKです。

管理画面へのログイン方法はWebサイトの下記フォームからどうぞ。

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  • tu teléfono:スペインの電話番号(ハイフンなし)
  • contraseña:SMSで送られてくるパスコード

 
ちなみに、国内通話用SIM(BallenaやArdilla)と国際電話対応SIM(Mundo)はSIMカード自体が違うので、BallenaのSIMをオンラインでMundoに変更することはできません。その際には店頭へ行きましょう。

店頭のSIMカードはその場で適正なサイズ(iPhone 6はnano-SIM)にカットしてもらえますが、自分のSIMのサイズが分からない場合は機種本体のSIMカードスロットを見せればうまいことやってもらえると思います。
 

ドバイは短期滞在だと割高感が否めない

 
今回立ち寄ったドバイでもSIMを買えるのですが、スペインに比べるとちょっと高いです。空港やショッピングモールなどでよく見かけるduで契約するとSIMカード代が55AED1GB/月が100AEDで合計155AED。1AED=約30円換算で4,650円。Etisalatもスペインほど安くはない感じ。

短期滞在なら海外用のレンタルWi-Fiを使うか、よほど急ぎの用事がなければショッピングモールやホテルのWi-Fiで十分かなという印象でした。
 

iPhone 6のSIMフリーモデルはdocomoやSoftbank、auでも使える?

 
使えます。

長年のauユーザー(私)にとってSIMフリーモデルはかつて無縁な存在に思われましたが、今となっては快適に使えるのが地味に感動的。もちろんezweb.ne.jpドメインなどのキャリアメールにも対応。

なお、iPhone 6は20のLTE周波数帯に対応しているので、海外でもキャリア選びに困ることはあまりなさそうです。各キャリアのLTE周波数については、List of LTE networks – Wikipediaをぜひご参考ください。

ではでは、みなさまステキなSIMフリー生活を!
  

 

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