オフィスに突如出現。 「一食限定ラーメン店」がサプライズの連続だった

麺や K

無数のラーメン屋が日々しのぎを削る激戦区、東京。今日それはGoogle様も認めるところであります。

ラーメン激戦区 東京

(証拠画像)

 
私も比較的ラーメン好きなので美味しそうなお店を探しては足を運んでいるんですが、そんな中でも今回食べたラーメンは驚きがいっぱいでした。いやいや、これはブログに書かずにいられませんよ!
 

突如はじまった猟奇的な仕込み

 
あれはたしか数日前。

打ち合わせを終えて社内のキッチンを通りすがると、オフィスを同じくするC社のK先輩が何かゴソゴソとやっていました。K先輩は社内の様々な事務仕事からキッチンの管理まで毎日テキパキこなすしっかり屋さん。

ところが、今日の彼女は何か様子が違います。

麺や K

うわあぁああァアッ!
これ完全にNSFW(職場閲覧注意)じゃないですか!
 

K先輩「フフフフフ…」
 

逆さになった豚さんの足をつかみ、包丁の切れ味を確かめるかのように容赦なく肉をそぎ落としいくK先輩。どこを見るともなく、ほほえみをたたえています。

師走だ… 師走が人を狂わせたんだ…。

脊髄反射で激写してホラーなエフェクトをかけたところ(写真上)、自分でもドン引きするような完成度に。まあ「Rookie」でZOMBIE(ゾンビ)エフェクトかけただけなんですが、返り血の位置がハマりすぎてヤバい。

※実際には、血は一滴も飛び散っていません

Rookie
Rookie

ところでK先輩はなぜこんなことになってしまったのでしょうか?

聞けば、先月のボジョレーヌーボー会のときに仕入れた生ハムの原木を処理するために、豚骨で出汁をとってラーメンを作っているところなんだそう。まず1日寝かせて表面のラードを取り除き、さらに余ったハムをそぎ落として美味しい出汁がでるようにしてるんですって。

「近々、ランチでラーメン作るから食べに来てね」

え? 生ハムの骨でラーメンのスープなんて聞いたことないんですけど。
しかしここは日本を代表する料理のマジックキングダム。あの有名レシピサイトのC社です。断る理由などありません!

(しいていえば、猟奇的なほほえみがひっかかりますが…)
 

というわけで、自家製ラーメンランチに集合してみた

 
生ハムの骨で作った自家製ラーメンってどんな味がするんでしょうか? まるで想像もつかないまま当日を迎え、お昼休みにキッチンに行ってみると…

麺や K

どーーーーーーーんっ!

これまた自家製のチャーシューに完璧すぎる煮玉子がずらり。海苔とメンマ以外は、数名の方で準備されたそうです。SUGEEE。ちなみに私も煮玉子つくるの好きだから分かるんですけど、この絶妙なとろみのバランスはなかなか難しいんですよね。

麺や K

(あ。いつもの優しいK先輩だ)

 
てか、とりあえず背後に見えるどんぶりの数がすごい。しかも写真を撮る私の後ろにはラーメン待ちの行列ができています。え、これって普通に人気ラーメン店じゃないですか。昼休みに突然現れた「麺や ◯◯◯(K先輩の苗字)」、ラーメン激戦区・東京でいきなり猛威をふるっております。

かなりお忙しそうだったので、私もラーメン屋さんでのバイト経験を活かして麺ゆで&湯切りを担当させていただいたんですが、久々のラーメンづくりがこれまた楽しい!

というわけで、できあがったのがこちらです。

じゃーん!

麺や K

うっはー! これ見るからに絶対美味しいやつだ!

まごうことなき自家製ラーメンが完成しました。豚骨の出汁もしっかりきいているのに、どこか優しい味わいの「◯◯◯(K先輩の苗字)ラーメン」。キッチンのカウンター席で同僚たちが一列になってラーメンをすする図(冒頭画像)も含め、なんだかめっちゃ癒されました。いやいや美味しかった。楽しかった。ごちそうさまでした!
 

まとめ:今回のラーメン祭り(?)で素敵だなと思ったこと

 
処分」という言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか? きっと多くの方がまず「廃棄」を思い浮かべたのではないでしょうか。

でも、これをただ人知れず捨てるのではなく、まったく別の料理として、しかもけっこう本格的に調理して「みんなに感動を与えながら処分する」というK先輩(および一緒に準備された皆さん)のアイデアと実行力。これが一番のサプライズでした。

K先輩はサービスのフロントエンドに立つ方ではないけれど、こうした心意気が社内のモノづくりに与えている影響は少なからずあるんじゃないかなと。少なくとも私は多くのことを感じさせていただくきっかけになりました。あらためまして、ありがとうございました!

さて、そんなC社では、このオフィスで働くスタッフの方々を絶賛募集中のようです。弊社もエンジニアを募集しておりますので、ご興味のある方はあわせてチェックしていただければ幸いです。