iPhoneの奥地で眠っていたPassbookが最近私のiPhoneで封印から目覚めました。すごい。なんじゃこりゃ。
さて、先日の欧州×ドバイの旅ではEmirates、airberlin、Iberia Airlines、Vuelingという4つの航空会社を使ったんですが、オンライン・チェックインしたチケットをPassbookに保存するだけで目からウロコが100枚ぐらい落ちたので、今日はそのあたりの話を。
オンライン・チェックインの利点おさらい
とくに手荷物のみで搭乗する人にとっては必須タスクとなるオンラインチェックイン。
事前にネットでチェックインを済ませておくことでカウンターの長い行列に並ばず直接搭乗口まで行けるので、空港への到着時間を1〜1.5時間くらい遅らせることができます。
とくに複数の都市をまわるときは、積もり積もって1日分くらい自由時間が多くなるので、これをやらない選択肢はないでしょう。
Passbook対応の搭乗券は、迷わずPassbookを使うべし
搭乗券をどう発券するかは航空会社や利用者の環境によって様々ですが、Passbookに搭乗券を保存すると便利なことがいくつかあります。
- フライト情報を自動的にアップデートしてくれる!
遅延や変更があればすぐに情報が更新されるので、自分で調べる手間が省けます。
- ロック画面からスムーズに開ける!
空港に着く時間にあわせてiPhoneのロック画面に表示されるので、搭乗券に素早くアクセスできます。手荷物検査場やゲートを通過するときのスムーズさが全然違います。
- 重要情報や緊急連絡先にも即アクセス!
Passbook搭乗券の(i)マークをタップすると、大事なお知らせや緊急連絡先などが確認できます。タップすればすぐに連絡できるので万が一のときも無駄に焦る必要はありません。
こうして見るとスマホならではの特性をちゃんとおさえた素晴らしい機能に仕上がってるんですよね。あああ、もっと早く使えばよかった!
Passbookに搭乗券を保存する方法
ものすごく簡単です。
たとえばairberlinなら、専用アプリで、苗字と予約番号を入力すればそのままPassbookに保存完了。出発の直前(45分前)まで受けつけてくれるので(※)、空港でカウンターに長蛇の列ができていたらその場でオンラインチェックインして行列をスキップするという技も使えます。ありがとう、airberlin!
※オンラインチェックインの受付時間は航空会社によって異なります。
今回使った航空会社もけっこう対応してました
- Emirates
Webサイトでオンラインチェックインを済ませたら「Save to device(デバイスに保存)」からPassbookに保存できます(詳細)。
- Iberia Airlines
アプリ、Webサイトでオンライン・チェックインやPassbookへの保存ができます。
- Vueling
オンライン・チェックイン機能が他社に比べてやや難ありです(2014年9月時点)。「フライトの24時間前からはPC端末でしかチェックインできない」という制限事項があるほか、実際にPCで試してもエラーになるなど、オンラインチェックイン自体ができませんでした。
ちなみにANAとJALも対応していますので、ぜひ使ってみてください。
とりあえず私は次回からは全部Passbookに保存しますよー!