「心が技術を超えない限り、技術は生かされない」 ボーイズラブかもしれない営業マンの成長ストーリー

営業の魔法 中村信仁

最近、初めてオーディオブック(耳で聴く本)を買ったんですが、これが色々な意味でとてもよかったので今日はその話を。

1週間くらい前かな。友人の店を閉店後に訪ねたら、ラジオ小説のようなものがかかっていました。なんの気なしに聴いていたところ、これがなかなか面白くてどんどん先が気になるので、なんの番組かなーと思ってました。

後にそれは「営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する」という本のオーディオ版と判明。自己啓発系の本が苦手な人でも普通に楽しめてしまうこの作品は、3つの意味でとても完成度が高く非常におすすめです。もちろん営業職じゃない人にも。
 

1. 営業でもプライベートでも精神的・スキル的に向上できる

 
誰を幸せにしたいのか、そのために必要なコミュニケーション・スキルは何か、ということが分かりやすく描かれています。ストーリーが面白いので、自然と主人公に感情移入しながら疑問点を解決していけるという素晴らしい構成。よく練られてる。
 

2. 一人の営業マンのロードムービー作品として感動できる

 
Amazonなどで「涙が止まらない」という書評を見たときは「いやさすがにビジネス書でそれは言いすぎなのではw」と思ってました。…すいません、私も泣きました。もうね、休日の昼間から道端でヘッドフォンかけたままウルウルきましたわ。
 

3. なぜかボーイズラブに聴こえてしまう声優さんたちの熱演が素敵

 
これは多分、書籍よりオーディオのほうが楽しめるんじゃないかと思うんですが、意図的かどうかに関わらず、主人公が師匠に恋するボーイズラブなストーリーとして、かなり胸キュンできる作品です。BL好きな腐女子はマストバイ。耳元でイケメンたちの視線が絡み合います

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いやー。これだけ色々な角度から楽しめて、しかも何度でも聴きたいと思える作品ってなかなかないと思うんですよね。ちなみに記事タイトル「心が技術を超えない限り、技術は生かされない」は、著者・中村信仁さんの言葉。これはあらゆる技術において言えることかもしれません。
 

おまけ:私がオーディオブックをすすめる理由

 
今回初めてオーディオブックを買いましたが、読書が苦手だったり本を読む時間がない人にはとても良いなと思いました。一所懸命読まなくても勝手に進んでいくし、作業しながら、歩きながら、寝る前に目を閉じながら、いつでも本が読める(聴ける)ことがこんなに便利なのかと実感。

iPhoneだと再生速度も「1倍」「2倍」「0.5倍」と切り替えられるので、さらっと流して聴きたいときも、ゆっくり聴きたいときもOKです。
 
営業の魔法――この魔法を手にした者は必ず成功する
Amazon(書籍、オーディオブックCD) ¥1,620
iTunes Store(オーディオブック) ¥1,200
(オーディオならiTunesのほうがお得です)
 

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